いつまでも若くあるには

 4月5日、東日本大震災により運休していた東北線が部分的に復旧したので、福島から郡山まで乗車して3週間ぶりに国際メディカルテクノロジー専門学校へ行きました。校舎には被害がありましたが、学生と先生方は皆無事であり安心しました。
 机の上には鍼灸師科の卒業記念写真があり、3月9日の卒業式を思い出しました。
卒業前に学生達に話をした内容は、若さの維持という命題についてでした。高校時代に倫理の時間に学んだと思われる「青春という名の詩」を引用して考えてみました。
 教育者のサミュエル・ウルマンは、若さと老いについて次のように述べています。
  人は信念と共に若く 疑念と共に老ゆる。
  人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
  希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
 この考えには異論もありますが、若さを維持するための考え方として参考にしてほしい。

青  春
サミュエル・ウルマン原作
松永安左エ門訳

 青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。逞しき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。
 年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
 年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽迎、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

 人は信念と共に若く 疑念と共に老ゆる。
 人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
 希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。

 大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
 これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。
 この詩は、太平洋戦争直前、マッカーサー将軍が極東軍司令官としてマニラに赴任する時、友人であるコーネル大学のルイス教授が、この詩を餞に贈ったとされています。電力王といわれる松永安左エ門がマッカーサー将軍の執務室を訪問した時に、額に入っていたこの詩を所望し、訳したとされています。

卒業記念写真
画像

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